屋根カバー工法とは?
屋根をリフォームする際、屋根葺き替え工事ともう一つある手法が「屋根カバー工法」です。
屋根カバー工法とは、今あの屋根材を撤去せず、その上から新しい屋根を据え付けする工法です。
屋根カバー工法と屋根葺き替え工事は各々良いところと悪いところがあります。また実際の屋上ではカバー工法ができない場合もあります。どっちが優れている、というものではありません。
今回は屋根カバー工法を施工を行いました。
- カバー工法のメリットは
- 今ある屋根材を撤去する必要がないため、撤去費用を節約することができます。
- 今ある屋根材の上に施工を行うため、既存の屋根材が断熱、防音になる。
- 屋根カバー工法のデメリットは
- 今ある屋根材を撤去しないため、屋根の総重量が増えます。※それでも一般的な瓦屋根に比べると軽いです!
- 屋根カバー工法ができない(しにくい)屋根があります。
屋根カバー工事
劣化していた屋根のカバー工事を行いました。 現在の屋根を撤去せず、その上に新しい屋根材を被せ、覆うのが屋根カバー工法です。 文字通り、屋根を屋根でカバーする工法です。屋根が2重になるので、夏の暑さや、冬の寒さを和らげる効果が期待できます。
費用 | 58万円 |
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詳細 | 38平米 |
ビフォー・アフター

before

after
屋根カバー工法
現在までに雨漏りをおこさなかったという事で、メンテナンスをせずに過ごしてこられたようですが、近いうちに雨漏りを起こすのではないか、このまま利用し続けて問題はないのか?と心配されたようです。雨漏りが起きていなければ屋上材はそのまま使用する事もできます。雨漏りを起こす事によって住居の内側仕組みに支障をきたすことがありますので、雨漏りをおこす前に対策をしておいた方が安心です。
今回の屋根は「直接下葺き材カバー工法」でリフォームを行いました。
既存の屋根の上に直接、下葺き材を張ります。防水紙を棟部分で張り重ねて雨水の浸入を防ぎます。
既存の屋根の上に直接、下葺き材を張ります。防水紙を棟部分で張り重ねて雨水の浸入を防ぎます。
屋根本体を張り完成です。解体工事を必要としないので、工事の工数が減ります、そのため、工事にかかる期間を短縮することができます。工事にかかる時間が短くなると、その分人件費も削減できるため、価格を抑えられます。